50.直葬による葬儀

先日、会社員だった頃にお世話になった方が亡くなりました。
その方の葬儀形式は、通夜や告別式などを行わない直葬(火葬のみの葬儀)でした。お世話になった方なので一目会いたいと思い、火葬場へ移動される前に遺体が安置されている場所へ行って見送ってきました。
私自身、直葬という形式は初めての体験。

見送りには、ご親族の方々以外に、元同僚等など10名程はいましたが、直葬という形式に対しては、個人的に何となく寂しさを感じたところがありました。

平成29年度の公正取引委員会の統計では、「直葬」が26.2%と増加の傾向にあるようです。

以下に、直葬のメリット/デメリットを挙げてみます。

メリット
・費用を抑えられる。
・参列者への対応が不要。
デメリット
・親族の理解を得る必要がある。
・参列を希望される方への配慮が必要。
・菩提寺へ納骨できない可能性がある。

今後、直葬による葬儀も多くなりそうな感じです。何れにせよ、自分自身の葬儀形式は、生前から家族や身内の方へ伝えておくことを推奨します。

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