6.お墓に関して

終活の一つに、お墓をどうするのか、という項目もあります。
以前のブログにも記載しましたが、この項目に関しては、私自身苦い経験があるので、個人的には重要視したいところです。
こちらも個人ブログには書いた事がありますが、先ず、お墓には以下の3種類があると言われています。
 

1.公営墓地: 都道府県や市町村などの地方自治体が管理・運営。
2.民営墓地: 宗教・財団・社団法人から委託を受けて、民間企業(石材店、開発業者等)が管理・運営。
3.寺院墓地: 宗教法人が管理・運営。寺院の境内にある。
その中で、寺院墓地が過半数を占めているとの事です。

それぞれの特徴、メリット/デメリットを纏めてみました。
1.公営墓地
 ・宗教的制限:宗教は自由。
 ・生前購入:遺骨がある事が条件。
 ・募集・競争:年数回、競争率が高い。
 ・永代使用料・管理料:安く抑えられている。
 ・石材店の選択:自由に選べられる。
 ・経営:地方自治体経営なので安定。

・メリット:永代使用料が安価で、石材店を自由に選べる事ができる。
 ・デメリット:抽選に当たりにくく、管理が行き届かない事がある。

2.民営墓地
 ・宗教的制限:宗教を問わない場合が多い。
 ・生前購入:可能。
 ・募集・競争:好きな区画の契約が可能。
 ・永代使用料・管理料:公営と比べると高い。
 ・石材店の選択:指定業者が決まっている事が多い。
 ・経営:不安定なところもある。

・メリット:宗教不問で、場所や周辺環境など選択肢が多い。
 ・デメリット:石材店の指定がある事がある。

3.寺院墓地
 ・宗教的制限:一般的に檀家になるのが条件。
 ・生前購入:可能。
 ・募集・競争:空きがなく入りにくい場合もある。
 ・永代使用料・管理料:「入檀家料」「志納金」加算もある。
 ・石材店の選択:指定業者が決まっている事が多い。
 ・経営:寺院よって差がある。

・メリット:お墓参りや、法事などで寺院とのおつき合いが密になる。
 ・デメリット:宗派が限定される。

最近の寺院墓地では、納骨堂(自動搬送式納骨堂 含む)が増えてきたり、宗派を問わない所も増えてきている様です。また、寺院墓地の場合、お墓参りと法要が同時に行える事も特徴です。

次回以降、お墓の役割等について考えて行きたいと思います。

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