9.孤独死について
先日、マンション管理会社の、終活関連の事業を行っている部署を訪問しました。
こちらで一番苦労しているのが「孤独死」だそうです。
「孤独死」される殆どの方は、隣人の方とコミュニケーションを取る事もなく、親戚との付き合いも殆ど無いようです。
その為、特に分譲マンションの場合、親族以外の者が勝手に家の中には入る事が出来ない事もあり、亡くなっても発見されるまでかなりの時間を費やしてしまうようです。
本来は、管理組合が、マンションに住んでいる方々の住居状況(家族で住んでいるのか?1人住まいなのか?)などを把握すべきとは思うのですが、個人情報保護法関連で出来ないようです。
あえて可能なのは、自治会の中で、住民の方々に許可を貰い管理する方法しかないようです。
自治会の中で、1人住まいの方々と上手くコミュニケーションを取るように心掛け、周期的に見回り等を行えば、「孤独死」というものは減っていくのではと思います。
また、「孤独死」される方の多くは、普段からの身の回りの整理整頓が出来ていないようです。そうなると、例え、自治会による見回り等があっても、他人から遠ざかってしまう方が多く、発見されるのが遅くなってしまうのが現実だそうです。
このような方をどうするか...も課題のようです。
今後、このブログにおいても、「孤独死」対応に関して考えて行きたいと思っています。