29.地域包括ケアシステム
高齢化社会の中で、最近良く聞く言葉で「地域包括ケアシステム」があります。「地域包括ケアシステム」は、少子高齢化に対応するために国が進める政策の柱といえます。
高齢者の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、「医療・介護・予防・住まい。生活支援が一体的・継続的に提供される体制」を確立するシステムを「地域包括ケアシステム」といい、当然、私の住んでいる練馬区でも「高齢者保健福祉計画/介護保険事業計画」にも入っており、先日ブログにも書いた「街かどケアカフェ」は、高齢者の方が身近な場所で介護予防に取り組めるように設けているようです。
練馬区では、これまで「高齢者相談センター」と呼ばれていた所を、「地域包括支援センター」と名称を変更し、医療と介護の連携した相談窓口の増設や、ひとり暮らし高齢者等への訪問支援事業の強化と、地域ケア会議の充実を見直そうとしているようです。
各行政のホームページ内の「介護保険事業計画」の策定を見ると、その行政の終活に対する取組み方もわかるかと思います。