46.おひとりさまの終活と死後事務委任契約
最近、「おひとりさまの終活」というキーワードが、個人的に気になっています。
そこで、「おひとりさまの死後事務委任」という本を購入してみました。その本で気になった事を紹介してみます。
平成27年の国勢調査によると、高齢者(65歳以上)の人口は年々増えており、6人に1人が一人暮らしだそうです。また、子供のいない夫婦(何れ一方がなくなる事で単独世帯になる可能性があるので、おひとりさま予備軍と言うそうです。)も増加しているようです。
そして、私も現在、おひとりさま予備軍の大本命と言えるでしょう。
そのような、おひとりさまの終活には、いくつかの制度やサービスを組合せながら、最適な方法を模索していくようにと言われています。
その中で、「死後事務委任契約」というサービスを紹介します。
「死後事務委任契約」とは亡くなった後の事務的な手続きを委任するための契約のことをいいます。行う手続きは、主に下記が考えられます。
・役所への届出
・死亡した事等、家族や友人などへの連絡
・葬儀・埋葬手続き
・生前の医療費など未払分の精算
・遺品整理及び住まいの処分
・公共サービスやクレジットカードの解約
・インターネットやSNSなどの解約
など
おひとりさま(一人暮らし)の場合は、孤独死にならないように注意するのと同時に、終活として、「死後事務委任契約」を考える必要があります。