73.2036年の終活ビジネス
「未来の稼ぎ方 ビジネス年表2019~2038」という書籍に、気になる章があったので読んでみました。「2036年」、この年に注目してみます。
老年人口が3分の1、死者数も最大に。この年に向かって終活ビジネスが絶”頂”となり、「生きるビジネスから、死ぬためのビジネスへ」と変化していくと予想しています。
この章にも書かれていますが、生前の終活と死後の為の終活を、再度考えてみたいと思います。
生前の終活は、終の住み処を探す事が大事で、遺言や、葬儀、お墓の準備なども含まれます。そして、2036年頃になると、生涯未婚率の値が増え、一人暮らしの高齢者も増えてくると予想されています。すなわち、お一人様の終活を考えなくてはならない人が増えてくるという事です。
死後の為の終活では、死後のトラブルに備える事が大事で、遺産相続や預貯金、株式、債権、仮想通貨、負債など金融機関関連が重要で、エンディングノート等に、どうしたいか等を記載しておく必要があります。
最後にこの章では、2036年は以下の様に書かれています。
Politics(政治)
政府の「人生100年時代構想会議」も発足。長生きと終期への行政の関心が高まる。
Economy(経済)
葬儀関連は1兆円超の市場規模へ。終活ビジネス総計でさらに規模が拡大する。
Society(社会)
人口の3分の1が老年へ。さらに年間死者数も160万人を突破する。
Technology(技術)
SNSのアカウントが死後、新たな墓として活用される。
さて、2036年、どのような状況になっているやら。。。
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