76. 終活に関する調査結果
マクロミルで実施された「終活に関する調査(2018年10月)」の結果を拝見しました。調査期間は2018年10月17日~18日で、20歳~79歳の個人2,000人が対象の様です。
終活という言葉が頻繁に使われるようになった今、認知度は98%で、「終活をしている」と回答した人が11%、「今後終活をしたい」と回答した人が42%でした。また、終活をなぜする?との質問で、その回答が一番多かったのが「家族に迷惑をかけたくない」が89%、「寝たきりになった場合に備える」が2位で48.0%でした。
残された家族の為に、今後終活をしたい、または、終活をしている方が多いようです。
終活の実施率は、年代別にみると、やはり60以上のシニア世代が多いです。
「デジタル終活」と言われ始めた現在においては、終活を意識する年代は関係ないのではと思います。
その「デジタル終活」ですが、実施率はわずかに4%という数字が出ています。しかし、デジタルのデータがどうなるのか?不安を抱いている人は59%もおり、その不安の内容が以下の様です。
・自分の死後、人には見られたくないデジタルデータがある
・デジタルデータのうち、遺族などに残したいデータがある
・自分にもしものことがあった場合、デジタルデータがどうなるのか不安だ
尚、死後に残された「デジタル遺品」を、訳あって家族が探し回るケースが増えてきているようです。
日ごろから、デジタル終活に関しては、家族に迷惑を掛けないように、パソコンやスマートフォンの中の情報を家族に伝えておくなど、今からコツコツと進めていく必要があります。
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