39.都心部の納骨堂

都市部で納骨堂の購入が増えているという記事を読みました。

厚生労働省の統計では、東京都内の納骨堂は、この20年間で約1.6倍に増えたそうです。


寺院の敷地内に、マンション型の納骨堂を建てるケースが多く、それらは、以前このブログでも紹介した、ICカードをパネルをかざすと遺骨が運ばれてくる「自動搬送式の納骨堂」です。

納骨堂が好まれる理由(メリット)としては、以下が考えられます。
・天候に左右されず、気楽にお墓参りに行ける。
・永代供養により、後継者を考えなくても良い
・線香等を持参する必要が無い
・お墓の掃除や、お墓のメンテナンスの必要が無い

逆に、墓石のデザインが選べないというデメリットもあります。また将来、建物の老巧化などの問題も生じてくる可能性もあります。

最近では、墓じまいで改葬する利用者も多く、最近オープンした目黒の「目黒御廟」をはじめ、今後、都心部では自動搬送式の納骨堂が更に増加する勢いのようです。

コメントを残す