27.前向きの人生

前回、「Happy Ending カード」の事を書きました。
このカードには、いくつかのカテゴリーに分かれて質問が書かれています。カテゴリーの分類に関しては、こちらも以前、「終活
」の方法として項目を挙げさせていただきました。

今回は、最初に挙げた「今後の、前向きな人生を考える。」というカテゴリーに注目してみたいと思います。
カードの質問のタイトルは以下のようになっています。
 1.死の受容
 2.悔いのない人生
 3.幸せの確認
 4.価値観
 5.バケットリスト
 6.先祖への感謝
 7.家族関係の見直し
 8.ネットワークの見直し
 9.地域とのご縁
 10.自己投資

「1.死の受容」は前回書いたので、それ以外で、私の気になったタイトルに対して考えてみたいと思います。

先ず「4.価値観」、質問内容は「趣味や生きがい、人生の目標がある。」セカンドライフにおける「生きがい」を見出すことの大切さ、「死」という期限があるから目標が必要となり「生きがい」があると解説しています。

「10.自己投資」の質問内容は「いくつになっても、学び続けたい。」です、やりたいことにチャレンジすることで、新しい自分を見つけられる可能性、死が訪れるその時まで、何事にも好奇心を失わず、幸せに敏感に、イキイキと生きていく事を解説しています。

この2つは、人生100年時代と言われている今、終活に限らずこの心構えは必要かと思っています。最近流行っている書籍「LIFE SHIFT」の中でも、多く述べられている内容です。(私も、この書籍は現在読んでいます。)

また、「8.ネットワークの見直し」の質問内容は「となり近所とのお付き合いがある。」です。「地域包括ケアシステム」として「いかに、人がよく生き最期を迎えられるか」という事で、地域やご近所同士で見守り、見守られ、助け合いながら生きていく、関係作りの大切さを解説しています。

この事は、最近、各行政においても事業計画として挙げられており、孤独死を減らすためにも、重要な終活の一つかと考えられます。

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