30.パソコンで管理しているデータ

このブログでは何度も出てきているデジタル遺品の事例を考えてみたいと思います。
最近、IT講習会でパソコンの使い方を覚えた方に多いのが、銀行の口座情報、株や投資状況や財産などをパソコン内のデータとして管理させる事のようです。
そんな時、その方が急に具合が悪くなって亡くなったりした場合、残された遺族は、「そう言えば、パソコンに何かデータを入れていた様な。。。」と思い出して、そのデータを調べようとしても、IDとパスワードが分からないと、パソコン内のデータを調べる事は出来ません。
そのような場合、遺族のために、パソコンのIDやパスワードを記載したものを、遺族の方に引き継げるようにしなければなりません。パソコンのID、パスワード、どのような情報をパソコン内にデータとして管理させているか等、エンディングノートに記載するかなどで、この辺の終活活動が重要になってきます。
最悪の場合は、データ復旧専門の企業にデータの取り出しを依頼するしかありません。先日のセミナーにてその企業を見学してきましたが、最近では、デジタル遺品に関する依頼も多いようです。

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