32.シニア層のインターネット利用

シニア層のインターネットの利用が増えているという記事を見ました。
私の所に来るパソコン関係の相談も、シニア層からの相談が多くそのほとんどがインターネット絡みです。

総務省「平成29年通信利用動向調査の結果」の「年齢階層別インターネット利用状況(個人)」を見てみると、10代~50代が年齢層でのインターネット利用が9割を超えているが、残りのシニア層も60代が72.2%、70代が45.3%、80代以上が18.6%となっています。
これを「年齢階層別インターネット利用機器の状況(個人)」を見てみると、ほとんどの年代はスマートフォン利用が多いが、60代以上はパソコンの利用がスマートフォンを上回っているという数字がでています。また、タブレット端末を利用している人の比率も多くなっています。

  

以前にもブログで書きましたが、おそらく、お孫さんから古くなったパソコンを譲り受けた方や、離職後の一つの趣味の一環としてパソコンを覚えながら、ブログでも書いてみようと思っている方が多いのではないかと思います。私の父も、年齢は80代後半になりましたが、暇さえあればパソコンを触ったり、近所の同年代のグループ間でブログ等を書いている様です。

タブレットに関しては、画面の拡大等が出来たり、寝ながらでも触れる事から、シニア向けの端末であるとも言えるのかも知れません。

さて、ここで問題になるのが、毎回いっている様にパソコンの中のデータの扱いです。今後、パソコンを覚えて行こうとしているシニアの方にこそ、デジタルの遺品としての重要さを伝えるべきだと感じています。

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